双曲型の数値計算法(保存性を意識した差分法)がメインです。
ハッキリ言って、
実用的な解析をするならもっと簡単な本を読んだ方が良いでしょうし、初心者は読まない方が良いかもしれません。
ただし、味わい深い本だと思います。
小生が購入したのは2004年頃ですが、最近ようやく「あ、これのこと言ってたんだ!」と気づかされることが多いです。FDSやFVSの基本的な考え方が書いてある本はこれくらいだと思います。
浅水流方程式への応用はちゃんと鉛筆動かさないとダメですけどね。
正直、まだ、すべてを理解してません(笑)
ただ、「わかんねぇなー」と思いながら、日々少しずつ理解が深まるところに、楽しさを感じてます。
ところで、
「わかりやすいほにゃらら」
「初心者のためのほにゃらら」
「10日でほにゃらら」
等々。分りやすいのでスイスイ読めますが、長くは読めません(否定している訳ではありません)。
結局、簡単に理解できることは、それだけの価値しかありませんし、他人もすぐ理解できます。
苦しんで覚えたことや、時間をかけて学んだことは忘れませんし、他人もすぐには理解できないことです。
良書を見分ける一つの指標として、「古いけど絶版にならない技術書は良い」というのがあります。
ただし、理解に時間がかかるものが多いです。
技術書に限らず、死ぬまでに多くの良書に出会いたいですね。
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